お坊さんになりました
寺カフェ椿店長、光柳院住職の娘の千春です。
11月12日金曜日お坊さんになりました。
得度をするという言い方をします。
出家ともいいます。
41歳でなぜお坊さんになったのか。
自分のための備忘録また誰かのお役に立てればと思い記していくこととします。
出家をする、お坊さんになるということは仏様の弟子になるということらしいです。
なぜ私が出家してお坊さんになろうと思ったか。
端的に言うと私の悩みを解決してくれる手助けを仏教がしてくれていたからです。
出家までしなくても何か宗教を信仰するという事は今の日本では少数派で、目に見えない不確かなこと頼りにする曖昧なものというイメージがあるように感じます。
ところがどっこい、仏教と言うものはとてもシンプルで理論的で確かなものです。
キリスト教を始めとする宗教は、神様仏様天使悪魔など、空想上の世界で私たちの生きている世界とは別世界のものであるというイメージを多くの方が持たれていると感じます。
これも宗教と言うものが不確かな曖昧なものであると言うイメージをもたれる原因かとも思います。
しかし仏教は今現在まで2500年も続いてきたものであり、曖昧な不確かなものがここまで続くことはないでしょう。
祈りなど目に見えない世界を扱うこともまるで魔法を使うことのように思えて、自分とは関係のない不確かなものとのイメージを持つ原因になるのかなと私は思います。
具体例で言うと私が助けられたと思う方法が瞑想です。
マインドフルネスなど聞いたことがおられる方も多いと思いますが、瞑想をやることが心身の健康にとても役立つことであるとの認識が広まっているように思います。
瞑想はいろいろな方法や種類はありますが、おおよそ仏教に基づいて考えられたものであるということを知りました。
そして仏の教え、仏教に基づくものの考え方というのが人生を生きやすく手助けしてくれる、また人生の真理であると感じます。
続く