光柳院住職の一言(4)
今日は住職の一言というより、住職の物事の考え方が分かる1つのエピソードをご紹介いたします。
今の元気の良い住職をご存知の方は、にわかに信じられないと思いますが、住職は幼少の頃は体が弱く大人になるまで生きられないだろうと言われていたそうです。
体育も見学をせざるを得ず、図書館でよく本を読んでいたそうです。
そんな住職が30代の頃だったと思います。
生まれつき心臓に不調があり、通常より脈が速く、薬を飲まないといけないとお医者さんに言われたそうです。
皆さんだったらどうされますか?
住職は、ここでこの薬を飲むという事は、一生飲み続けなければいけないということ。
「私は薬は飲みません。運動します」と答えたそうです。
思いもよらない答えだったでしょ?
私も知らなかったのですが、運動習慣のある人では脈がゆっくりと安定した状態になるそうです。
実は今日、以下のお話を聞いたんです。
それでこの住職のエピソードを思い出しました。
かなり日常的に運動をする方が、病院で脈拍をとってもらう機会があったときに、「あなた運動されるでしょ」と言われたというお話しをお伺いしました。運動習慣のある人は脈拍がゆっくりということを言われたとおっしゃられていました。
それから住職は、カナヅチだったのに独学で水泳を練習し、毎日1キロ位軽く泳ぐようになりました。
そして約30年後の今も、40代の私よりも気力も体力も元気そうです笑
私が思ったのは、あー住職らしい考え方だなと思いました。
薬を飲めば、毎日1キロも泳がなくても、脈は遅くなる。
だけれども薬には副作用もある。
長い目で見て本当に健康にとって重要なこと。
臭い物に蓋をして楽に早くすぐに結果を求めること。
皆さんはご自分はどちらの考え方に近いと思われますか?
住職の1つのエピソードをご紹介いたしましたが、住職の思考方法、物事の考え方に通ずるものがあると思います。
30年経った今の住職はとても幸せそうですよ😊